菊池武さん元中京中学、高校野球部員(1975年 中京大学法学部卒)

中京中学、高校通じて6年間皆勤の表彰状を披露する菊池さん

 中京中学、高校、大学と10年間を梅村学園で過ごした。中学、高校は皆勤となり、学校長から授与された表彰状を学園に寄贈した。これまでも、体育会功労者賞の盾(中京大)や甲子園100勝達成記念メダル(中京高校)などを寄贈しており、総点数は約100点に上る。

 野球は小学4年生の時に始めた。中京中学へ進学したのは、野球を続けたいという思いからだ。6年間皆勤できた体は「野球によってつくられた」という。

 中学の野球部は、テストの成績が悪いと練習に参加できないというルールがあった。練習は厳しかったが、菊池さんの成績は学年で上位5番以内に入っていた。「学校と野球が好きだったので、休まず通学することができた」と懐かしそうに振り返る。

 中京大学では、準硬式野球部で野球を続けた。卒業後は東京都東村山市役所に勤めたものの、1982(昭和57)年から6年間、中京大学準硬式野球部の監督を務めた。埼玉県の自宅から大学に通ってチームをまとめ、第38、39回の全日本大学選手権大会では見事連覇。準硬式野球部は、2018年の第70回大会で12年ぶり9度目の優勝を果たしている。菊池さんは会場となった浜松球場に足を運び、応援に声をからした。