村上八郎さん元中京大学硬式野球部員(1958年 商学部卒)

 村上八郎さんは、2019年7月13日に85歳でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
※掲載のインタビューは2018年3月20日に行われました。

愛知大学野球リーグ初Vの
記念ペナントを掲げる村上さん

 中京大学硬式野球部は、1957(昭和32)年の愛知大学野球春季リーグ戦で初優勝した。展示のペナントは、Ⅴ1を記念して大学から部員一人ひとりに贈られた。

 硬式野球部は1956(昭和31)年の四年制大学開設と同時に発足した。愛知大学野球では2年目に1部リーグに昇格し、その年に見事リーグ制覇を果たした。

 優勝寄贈者の村上さんは、中学の野球部選手だった時に中京商業高校から注目され、進学した。「バッティングを認められた」といい、1年生からレギュラー選手だった。当時の愛知県は、中京商業をはじめ、東邦商業、享栄商業、愛知商業の4校が「愛知四商」と呼ばれ、高校野球の強豪校だった。

 村上さんは中京短大に進学し、1回生となった。3回生の時に中京大学に編入している。硬式野球部では主力選手として活躍し、ポジションは外野手だった。「野球を通じて、努力やチームワークの大切さを学んだ」と、当時の様子を語っている。