
2023.09.28
私が中京に来たのは、このためだったのかも
しれない。
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中京大学 工学部 4年猪野 寿奈
第29回中京大学祭
豊田実行委員会実行委員長
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
中京大学祭豊田実行委員会での活動すべてです。私の大学生活は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、第28回の中京大学祭豊田(とよた祭)は開催ができませんでした。実行委員会も、存続の危機に見舞われました。そんな厳しい状況でしたが、私の心に「約30年も続いてきた委員会を終わらせるわけにはいかない」という強い思いが芽生え、それは揺るぎませんでした。委員会の先輩方に「それなら第29代の実行委員長として頑張っていってほしい」と激励していただき、たった一人残った同級生メンバーも「ぜひ委員長に」と背中を押してくれたことも、委員長という大役を引き受ける大きな勇気になりました。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
第29回のとよた祭は無事に開催ができました。ただ、委員会の運営にしても、準備作業にしても、活動は何一つ順調に進むことはありませんでした。苦労ばかりだったような気がするのに、不思議と私は委員会での活動が大好きで、「委員会に入って良かった」という思いしかありません。それは約30年の歴史を持つ委員会の歴史を存続できた、という実感と、いつの間にか私にとって、委員会がかけがえのない居場所になっていたからだと思います。大学生活の楽しみ方ややりがいは人それぞれですが、「私が中京に来たのは、委員会での活動するためだったのかもしれない」今、そんな風に思っています。