
2023.09.28
勝敗だけでは測れないことがある。
日本一の野球チームで
マネージャーができた喜び。
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中京大学附属中京高等学校 3年海老原 和果
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
日本一の硬式野球部で、マネージャーを務められたことです。3年間、掃除から練習のサポートまで、裏方としてチームを支えてきました。一丸となってめざしてきた甲子園優勝という夢を叶えられなかった苦しさは、言葉にできません。県大会の決勝戦前には、選手のみんなが「3年間支えてくれたマネージャーを甲子園に連れて行こう」と言ってくれていたと知って……思い出すだけで涙が出てきます。最後の夏は、試合の勝敗だけでいえば愛知県大会の準優勝。でも、私にとって日本一なのは、この中京大中京の硬式野球部なんです。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
マネージャーというと、華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際は違います(笑)。選手と一緒に暑い日も寒い日も、朝から晩まで過ごすので体力的にもハードですし、苦労の方が多かったように思います。それでも、自分が今やるべきことを常に考えて行動するようになれたこと、「ありがとう」の言葉がこんなにもうれしいものだと知ったこと、言い出せばきりがないくらい、たくさんの学びがありました。私を成長させてくれたのは、この3年間のマネージャー生活だと思います。高校卒業後もスポーツに携わり、アスリートを支えていきたいと思っています。