
2023.07.03
緊張が一瞬で歓喜に変わる。
これが、生の舞台の力。
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中京大学 法学部 4年周 天
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
演劇部・劇団いかづちの一員として、日本ガイシホールで行われた梅村学園創立100周年・中京大学開学70周年記念式典の舞台に立てたことです。私たちは学園の歴史を芝居仕立てで語る役割だったため、数字や名前などは絶対に間違えられないしアドリブもできない。私を含めメンバーは極度の緊張から楽屋でも無言でいたほどです。そんなまま迎えた本番、私がセリフを言いながら手を上げる振りのところで、観客の皆さんから「おぉ~!」とどよめきが!あの瞬間、一気に自分の中で緊張が楽しい!に変わり、舞台をやりきることができました。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
愛知は劇団がいくつもあり、舞台活動が活発な地域です。式典の舞台では、プロの音響さんや照明さんなどのお仕事ぶりのすごさ、そして観客の皆さんの反応がすぐそばで見られる、生の舞台の楽しさをあらためて実感させていただきました。この経験を通して、大学卒業後も、単なる趣味としてではなく、演劇と真剣に向き合いたいという強い思いが自分の中に生まれました。「この役は周しかありえない」そんな風に言ってもらえるような確かなアイデンティティを感じる役者になりたいですね。