
2022.7.28
野球はもちろん、あらゆる女子スポーツから
「仕方ない」を
なくしたい。
49
中京大学附属中京高等学校 3年佐藤 茜
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
全国レベルの環境で軟式野球がプレーでき、さらに女子スポーツの現状と発展に貢献したいと思うようになったことです。私が軟式野球を始めたのは中学生のとき。中学時代は男子軟式野球部しかなく、男子部に混ざる形でプレーしていました。それが中京大中京に進学し、女子軟式野球部に入部してビックリ!中学のときは軟式野球をする女子は少数派だったのに、「こんなにたくさん軟式野球をプレーする女子がいるの!?」とうれしい衝撃を受けました。全国大会をめざしてプレーできる充実感を感じつつ、先輩方のある活動が、これまで無意識のうちに「仕方ない」と諦めてきたことの多さにも気づかせてくれました。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
先輩方はプレーヤーとしての活動の傍ら、女子野球の発展についても積極的に発信されていました。私のプレーする野球は、特に男子のスポーツというイメージが強いです。私も中学生のとき、男子部に混ざって活動していたのも「仕方ない」、スパイクやヘルメットのサイズ展開も、男子向けの大きい物しかなくて「仕方ない」……挙げればきりがありませんが、自然と「そういうものだ」と受け入れていました。しかし先輩方の活動を見て、「仕方ない」は改善できるものも多いと実感。野球だけでなく、あらゆる女子スポーツから「仕方ない」をなくせるよう、まずは現状を理解してもらうための活動に力を入れていきたいです。