
2022.7.12
「こうあるべき」の殻を破ったら、
広い世界と本当の
私らしさが待っていた。
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中京大学 スポーツ科学部 4年横井 ゆは菜
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
長所はもちろん、一見短所のように思える点も含めて「それも私らしさのひとつなんだ」と気づけたことです。フィギュアスケート人生は順調なときもあれば、そうじゃないときもありました。うまくいかない時期には、当然思い悩みます。でも、大学入学当初の私は「落ち込むなんて私らしくない!」と否定的に考えてしまっていました。でも、4年生になったころからでしょうか。「もしかして、そんな一面も“私らしさ”なんじゃないか」と、と思うように。そこから一気に世界が広がった感じがして、本当の意味で私らしくのびのび生きられるようになったと思います。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
これからも私らしさを貫いていきたいです。たとえば、大学最後のシーズンは感動的な曲や、自分が滑ってみたかった曲を選ぶ選手が多いのですが、私は「いかに観客の皆さんに楽しんでもらえるか」「挑戦的な曲や、おもしろい曲をやるのもいいな」なんてことばかり考えています。「えっ、ゆは菜その曲やるの!?」と驚くような選曲をする可能性は大いにあります(笑)。スポーツでありながら、エンターテインメント性もあるフィギュアスケート。応援してくれる人がいたからこそ続けられた、その感謝を忘れずに頑張っていきますので、私の滑りを思いっ切り楽しんでいただきたいです!