
2021.10.15
「全国大会に出るだけで満足?めざすなら日本一だ」
そう思い直させてくれた
オリンピアンの先輩との
出会い。
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中京大学 スポーツ科学部 4年岩崎 将真
Q1.あなたにとってのベストMAXとは?
オリンピアンの中村明彦さんとの出会いで、私は人生が変わったといっても過言ではありません。高校までは野球一筋だったのですが、思うようにいかず悔しい思いをたくさんしました。中学時代に野球に役立てようと少し陸上競技を経験したことがあったこと、そして体力だけは自信があったので(笑)、大学では十種競技に打ち込むと決めました。入学後すぐは「全日本インカレに出場できれば満足」と思っていたのですが、中村さんとの出会いで、競技に対する姿勢もそうですし、食事面や技術的なアドバイスをいただき、強くなる手ごたえを実感。「全国大会に出られたら十分、ではダメだ。支えてくれた人たちに恩返しするなら日本一をめざさないと」と思い直せたのは、中村さんのおかげです。


Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。
日本一をめざして挑んだ全日本インカレは4位。表彰台も登れない順位で、正直にいうと悔いしかありません。でも、この挑戦で得たものはたくさんあります。自分で自分の可能性にフタをしてしまわないことがとても大事だと気づけたこと。上には上がいる、と思い知れたこと。そして後輩たちに全力で頂点へ挑む姿を見せられたこと。大学でいったん陸上人生は区切りをつけますが、これから社会に出ても、周りに良い影響が与えられる人間になりたいと思います。中京大学で陸上ができて、本当に幸せでした!