梅村学園創立100周年記念サイト

私のベストMAX

学生や生徒、卒業生が創立100周年の
スローガン「ベストMAX」を
体現するとともに、
努力していることや
成し遂げたことを紹介します。

ベストMAXについて
中京大学大学院 スポーツ科学研究科 博士3年 彦坂 幹斗

2021.08.17

新しくておもしろい、
だけじゃない。
スポーツ科学の価値を広め、
地位向上に貢献していく。

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中京大学大学院 スポーツ科学研究科 博士3年彦坂 幹斗

Q1.あなたにとってのベストMAXとは?

日本学術振興会の特別研究員に採用され、自分でもまったく予想していなかった、研究者として日々研究に励んでいることです。中京大学に入ったのは、「将来はスポーツトレーナーになれたらいいな」と思っていたから。そんな私が研究のおもしろさに夢中になったのは、たとえばスポーツでは「あのチームは強い」「この選手は上手い」などと言われますが、皆さんその強い・上手いは何で判断していますか?その“強さ”や“上手さ”を数値化して客観的に評価していくことをとても楽しいと感じ、どんどん研究の道へ突き進むことになりました。

日本学術振興会「特別研究員」に内定した際の彦坂さん、荒牧教授 日本学術振興会「特別研究員」に内定した際の彦坂さん、荒牧教授
日本学術振興会「特別研究員」に内定した際の彦坂さん、荒牧教授

Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。

私が携わっているスポーツ科学は、新しい学問ということもあって、まだその価値や専門性が、他の学問ほどまでは至っていないのが現状です。だから私は、スポーツ科学の地位向上に貢献できる研究者になるのが目標です。スポーツ科学は医学や生理学などとも相性が良く、相乗効果も期待できます。恩師である荒牧先生がよくおっしゃるのが「研究者は、ただ新しいものを発見し、観察するだけではなく、それが学問や社会の発展に対してどんな意義があるかを考えて研究に取り組むことが大切」ということ。私の原点はあくまでスポーツ科学であるということを忘れず、これからも邁進していきたいですね。

※所属については取材時のものです。(2021年7月取材)

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