梅村学園創立100周年記念サイト

私のベストMAX

学生や生徒、卒業生が創立100周年の
スローガン「ベストMAX」を
体現するとともに、
努力していることや
成し遂げたことを紹介します。

ベストMAXについて
中京大学 スポーツ科学部 2年 鍵山 優真

2024.03.21

人生初の
大けがを乗り越えた先に、
さらなる成長を遂げた
自分がいた。

100

中京大学 スポーツ科学部 2年鍵山 優真

Q1.あなたにとってのベストMAXとは?

けがを乗り越えてフィギュアスケートに精進できたことです。私は幼いころからフィギュアスケートに没頭していて、中京大学への入学を決めたのもレベルの高い練習環境が整っていることが理由でした。しかし、1年次の7月、練習中に足をけがしてしまい出場予定だった大会を棄権せざるをえない状況に。当時は悔しい気持ちでいっぱいでしたが、コーチでもある父やトレーナーさんなど、多くの方が「どのようにして乗り越えていくか」をいっしょに考えてくれたおかげで、身体的にも精神的にも立ち直ることができました。けがが完治してからは体の状態に気を付けながら練習に励み、2023年グランプリファイナルでは銅メダルをいただき、2024年四大陸選手権では優勝を果たすことができました。これらの結果は周囲のサポートがあったからこそだと思っています。

四大陸選手権の表彰式 ©共同通信社 四大陸選手権の表彰式 ©共同通信社
四大陸選手権の表彰式 ©共同通信社

Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。

けがで大会に出られなかった時期は正直かなり辛かったです。ただ、大きなけがをしたのが人生で初めてだったので、自分の体やスケートについて見つめ直す良いきっかけになりました。それ以降は柔軟かつ強い体づくりを意識するようになり、さらなるパフォーマンス向上にもつながったので、振り返ってみると怪我の期間は決して無駄ではなかったと思います。現在は当時の経験を糧に、2026年のミラノ冬季五輪に向けてさらなるスキルアップに努めています。また、選手としてだけでなく、一人の人間としても尊敬してもらえるように、自分の言動全てにしっかりと責任を持って、日々の練習や大会に臨むようにしたいです。

※所属については取材時のものです。(2024年2月取材)

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