梅村学園創立100周年記念サイト

私のベストMAX

学生や生徒、卒業生が創立100周年の
スローガン「ベストMAX」を
体現するとともに、
努力していることや
成し遂げたことを紹介します。

ベストMAXについて
中京大学 文学部 2年 三浦育真

2021.05.17

書くのが上手なだけでは、
プロの小説家にはなれない。
人の心を動かす
“何か”を探し求めて。

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中京大学 文学部 2年三浦 育真

Q1.あなたにとってのベストMAXとは?

大学1年生のときに、初めて書いた青春小説「夜明珠(イェミンジュ)」で、織田作之助青春賞をいただいたことです。大学2年生までに文学賞を受賞することを目標にしていたので、素直にうれしかったです。子どもの頃から本が好きで、いつしか「自分も書いてみたい」と思うように。本格的に書き始めたのは高校生のときですが、長い小説が書けるようになったのは本当に最近です。今は表現の幅を広げるために、自分の好きなジャンルや作家さんの作品はもちろんですが、自分は書かないであろうジャンルのSFや時代小説なども読んでいます。通学中の電車の中では、極力スマートフォンは見ず、読書に充てています。

織田作之助青春賞の授賞式 織田作之助青春賞の授賞式
織田作之助青春賞の授賞式

Q2.Q1で答えたことについて、将来の夢やビジョンについて聞かせてください。

プロにつながる新人賞の受賞をめざしています。これまで自分の小説は、文章技術を褒めていただくことが多かったです。でも、プロになるには、技術だけでは測れない、人の心を動かす“何か”がある文章が書けないとダメだと思っていて。そのためには、文字の世界だけに没頭するのではなく、リアルな人とのコミュニケーションも大切にしなければと思っています。実は人見知りで、コミュニケーションはちょっと苦手なのですが(笑)。そういう意味では、全国から学生が集まっている中京大学は、自分と似ている人はもちろん、まったく違う目標を持つ人との交流もできて、とても刺激的ですね。

※所属については取材時のものです。(2021年5月取材)

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