中部国際空港×中京大学VOICE「それ、言ってよ先に。」展 中京大中京高校で開催

中京大学国際交流学生団体VOICE(以下、VOICE)は2月27日、中京大学附属中京高等学校で中部国際空港株式会社(以下、セントレア)との共同イベント『「それ、言ってよ先に。」展』を実施しました。
セントレアとの産学連携プロジェクトによる共同イベントは今回で3度目。今回は、これまでの実践を踏まえ、より若い世代へ海外の魅力を届けたいという思いから、全校生徒約1,500人の中京大学附属中京高等学校(以下、中京大中京高校)にて開催を実現しました。海外への不安を前提としながらも、その魅力を前向きに発信し心理的ハードルを下げることで、若者が海外へ一歩踏み出すきっかけをつくることを目的としています。
会場となった中京大中京高校のCommunity Loungeには、卒業式の予行練習に参加していた高校3年生や、休み時間や授業時間を利用して1・2年生らが足を運びました。展示については、セントレアでの開催時よりもパネルの枚数を増やし、より多くのシチュエーションを感じられるものになりました。「サングラスかけてる率高め」といったユーモアある展示には、実際にサングラスが用意され、生徒たちが写真を撮りながら楽しむ姿が見られました。


会場では、世界地図の行きたい国にシールを貼る参加型企画が実施されました。ドイツやイタリアなどヨーロッパ方面に多くの関心が集まるなか、「次はハワイに行きたい」「エジプトのピラミッドを見てみたい」といった声が寄せられた付箋に、高校生の海外志向の高さも伺えました。


学生代表の加藤朝陽さん(心理学部3年)は「若い世代の価値観を知る貴重な機会になった」と振り返りました。これまでのセントレアとの共同イベントは、主にVOICEの上級生が中心となって企画・実施されていたそうですが、今回は準備段階から1・2年生が主体的に関わったといいます。「団体としてもイベントとしても、良い新陳代謝ができているという面で成功したのではないか」と述べ、学生主体の取り組みが継承されていることを強調しました。


セントレア担当者からは、「大学からも高校からも信頼を得ているVOICEは素晴らしい。今後も若い世代ならではの企画提案を期待している」との評価が寄せられました。
大学内で始まった取り組みは、空港、そして中京大中京高校へと広がりを見せています。学生の主体性を軸に、地域や企業と連携しながら展開されるこうした活動は、中京大学の学びの実践性を体現するものとなっています。

文・写真:吉原采紀(心理学部2年)