2025年度入学式 3,661人が中京大学へ
中京大学2025年度入学式が4月4日、Niterra 日本特殊陶業市民会館(フォレストホール)で行われ、学部生3,548人、大学院生113人が中京大生としての一歩を踏み出しました。入学式は午前・午後の二部制で実施され、公式YouTubeでのライブ配信も行われました。
梅村清英学長は式辞で、「中京大学には皆さんの取り組みを支援するための環境や設備が整っています。それらを大いに活用してください」と語ったうえで、さまざまなデジタルツールや生成AIの登場により、情報が簡単に手に入るようになったことへの懸念にも言及。「便利ではありますが、簡単に手に入れた知識や情報は簡単に忘れてしまうものです。自分自身の手で試行錯誤を繰り返し、手間暇をかけて獲得した知識こそ、真に身に付くものになる、ということを忘れずにいてください」と、新入生たちにエールを送りました。
学長の式辞をうけ、新入生代表が午前の部、午後の部それぞれで宣誓。大学生活で成し遂げたい目標や決意、また、今まで自分たちを支えてくれた周囲への感謝を凛々しく語りました。
式典終了後は、新入生たちを歓迎するセレモニーが行われました。学生広報スタッフ「ライト」も制作に携わった梅村学園 学園歌(中京大学附属中京高等学校 校歌)、中京大学 学歌のスペシャルムービー、そして中京大学文化会、体育会のクラブ活動の紹介ムービーが流れ、新入生の注目を集めていました。続いて、吹奏楽団とチアリーディング部EAGLESがコラボレーションした迫力あるパフォーマンスが披露されました。パフォーマンスの終盤、中京大学公式マスコットキャラクターのチューグルが登場すると、会場からはその可愛らしい動きに大きな拍手が送られました。
チアリーディング部による演舞、一緒に踊るチューグル(写真右・中央)
式典終了後は、谷口海斗選手(スポーツ科学部)がメディアの取材を受けました。谷口選手は、男子棒高跳びで愛知県高校記録保持者であり、注目を集めているアスリートです。
取材を受ける谷口海斗選手
谷口選手は大学での競技の目標として「まずは大学2年時にあるU20世界陸上競技選手権大会、アジアU20陸上競技選手権大会で優勝して、世界に自分の名前と中京大学の名前をアピールしたい」と笑顔で述べました。さらに「大学での最大の目標は、2028年のロス五輪出場です」と力強く語りました。谷口海斗選手の今後の活躍にご期待ください。
各部での学生代表宣誓 ※一部抜粋
第一部代表・髙橋 佳那さん(文学部)
私たちを取り巻く環境は、様々な変化で溢れています。AI技術の急速な発展による社会生活の変化や、気候変動に伴う異常気象など、人々の生活に大きな影響を及ぼす出来事が挙げられます。これらの変化に柔軟に対応できる力を身につけるためにも、学生生活で多くのことを学び、考えていきたいと思います。考える、という行為は、本学の校訓である「真剣味」を通してさらに深めることができるのではないかと思っています。これからの四年間で、少しでも理想とする人間像に近づけるよう、様々なことに挑戦し、努力していきます。
第二部代表・長江 凱飛さん(工学部)
大学生活は、能動的な学びを通して自己の成長と人間性の向上を目指す、かけがえのない貴重な時期です。私たちはこの学びを通じて、意志と責任感を養い、将来の社会を支える大人へと成長できるよう努めてまいります。私は所属する工学部において、人工知能を学ぶことを心から楽しみにしています。現代社会は急速に進歩する革新技術である人工知能の恩恵をうけ、多くの分野で変革が進んでいます。その最前線で、応用の可能性を追求するとともに、倫理的責任をもち、技術の発展に貢献していきたいと考えております。
梅村学長の式辞(全文)
入学式の様子
取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 園田 真那斗(現代社会学部4年)
- 桑原 一貴(経済学部4年)
- 大石 和佳奈(経営学部4年)
- 岡嶋 祐衣奈(文学部4年)
- 村瀬 瑞季(国際学部3年)
- 森岡 奈未(文学部3年)
- 長部 祐依(総合政策学部2年)