経営学部/中村雅章ゼミ梅寒天ゼリー販売 地産地消の推進
経営学部中村雅章ゼミの2・3年生6人は、東谷山フルーツパークと共同開発した「梅寒天ゼリー」を、中京大学祭の11月2日~4日と、名古屋市の食品スーパー「サンエース」で11月27日に販売しました。
ゼミ生たちは、地産地消の推進とフードロス削減の観点から、東谷山フルーツパークで栽培する梅のうち、傷があり出荷できない梅を使った加工品の開発に取り組みました。4月中旬に同パーク内の梅園などを視察し、アイデアを練るとともに、同パークを管理運営する公益財団法人「名古屋市みどりの協会」とも連携して、商品化の検討を行いました。その結果、年代を問わず食べやすく、梅の風味を生かせる梅寒天ゼリーを開発することに決定し、試作品を試食して味や食感を調整するなどして完成。さらに、パッケージデザインも学生が担当し、親しみのあるデザインを考案しました。
今回販売個数は150個を用意。中京大学祭で110個、サンエースで40個販売し、完売しました。
大学祭での販売の様子
サンエースでの販売の様子
学生コメント
東谷山フルーツパークを見学し、梅の他に使用できるフルーツはないか、園内の売店でどんな商品を売っているかなどを参考に様々なアイデアを考えました。販売では、POPを作成し声がけすることで多くの人に興味を持っていただけました。大学祭だけでなくスーパーでも販売し、地域の方々と交流できたのも貴重な体験でした。
今回のプロジェクトを通じて、商品化の難しさと楽しさの両面を知ることができて良かったです。今後も地産地消やフードロス削減といった社会問題に取り組み、地域とのつながりを大切にしていきたいと思います。
3年 岩村菜々、大石和佳奈、太田紗矢
2年 柿木結衣、鈴木嵯彩、濱内咲歩
関連記事
中村ゼミの一連の取り組みが、新聞に掲載されました。
・日本農業新聞(5月9日付)「梅の加工品開発に挑戦 学園祭での販売見据える 愛知・中京大」
・同(11月21日付)「うめ寒天ゼリー発売 中京大の学園祭」
・中日新聞(8月21日付朝刊)「傷ものの梅をゼリーに」