川端魁人選手、パリ五輪壮行会で恩師超えを誓う!
パリオリンピックに出場する、陸上の川端魁人選手(中京大学陸上競技部コーチ/中京大学スポーツ振興部職員)の壮行会が7月21日、中京大学名古屋キャンパスのガレリアで開催されました。川端選手は、陸上男子1600メートルリレーの日本代表に内定しています。会場には報道陣だけでなく、中京大学の関係者や陸上競技部の卒業生など約100人が駆けつけ、川端選手を激励しました。川端選手はサンライズレッドの日本代表ウェアを身にまとい、柔らかい表情ながらも堂々とした姿で舞台に登壇しました。
会見での川端選手
会見では、川端選手の恩師であり、現役時代に二度オリンピック出場を経験した青戸慎司さん(中京大学陸上競技部副部長・短距離コーチ/東海学生陸上競技連盟副会長)も登壇。川端選手は「恩師超えを果たしたい」と力強く述べました。また川端選手は、Japanチームの目標である「メダル獲得」に貢献できるよう、試合までの時間を過ごしたいと語りました。
青戸さんは、川端選手について「非常に安定した結果を出す選手で、400mの選手としてはとても速いスピードを持っている」と高く評価し、「とても真面目な選手」と紹介しました。元100m日本記録保持者である青戸さんが培ってきたものをコーチとして川端選手に伝授。川端選手は、その教えを大学生の頃から現在まで変わらず続けているそうです。さらに、川端選手は身体を冷やさないよう冷たい水を飲まないなど、一流アスリートとして徹底した自己管理を行っています。
川端選手の特徴は、300mは他の選手についていき、残りの100mで持ち味であるスピードを活かして他を寄せ付けない走りをすることです。川端選手が走る際の見どころについて、青戸さんは「前半の場所取りとラスト100mの踏ん張りが注目だ」と述べています。
(写真左から)梅村清英理事長、川端選手、青戸コーチ、梅村義久副学長
川端選手は、東京五輪出場をきっかけに世界陸上などの国際試合に出場するようになり、その経験が大きな強みとなっています。パリオリンピックでは、中京大学陸上競技部OBとして史上2人目の快挙となるメダル獲得が期待されています。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
インタビュー・撮影
酒井梨奈 (総合政策学部3年)
大石和佳奈(経営学部3年)
森岡奈未 (文学部2年)
編集・構成
酒井梨奈 (総合政策学部3年)