英国からの留学生、梅村学長を表敬訪問し留学生活を報告
豊田市トレヴェリアン基金の奨学生として、英国から中京大学に短期留学中の2名の学生が、7月8日、日本での留学生活について報告するため、梅村学長を訪問しました。
豊田市トレヴェリアン基金とは日英両国の相互理解と文化・学術の交流に寄与することを目的に、市内の企業・団体からの協賛金を基に、平成2年に英国ロンドンの国際留学生会館に設立されました。日英相互の大学生等の留学を支援するため奨学金を支給しており、これまでに英国から日本へ82人、日本から英国へ28人が奨学生として留学しています。
本学は、5月に豊田市と国際留学生会館と、日英間の国際交流を通じた教育研究活動の推進と人材育成を目的として、三者協定を締結しており、6月26日から7月12日にかけて2名の留学生を受け入れました。
留学生らは、教養教育研究院の森山准教授が担当する「日本語教授法」などを中心に、本学の授業に参加し、学生と交流を深めました。
今回表敬訪問した、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの学士課程で経済を学ぶモーガンさんと、インペリアル・カレッジ・ロンドンの修士課程で環境科学技術を専攻するアミーラさんは、名古屋滞在中の生活や学びについて報告しました。モーガンさんは「名古屋の規模に驚きました」と述べ、アミーラさんは「日本の文化を深く理解する貴重な機会でした」と感想を述べました。
梅村学長は、「この協定が学生たちの国際的な視野を広げる一助となることを期待しています」とコメントしました。