総合政策学部/卒業生を招きキャリアについて考える
総合政策学部は7月5日、学部固有科目「キャリアデザイン」(担当:弘中史子教授)において、同学部の卒業生を招いて講義を行いました。同科目は1年生の必修科目として設定されており、学生時代に修得すべきスキルを理解したうえで4年間の過ごし方を考え、将来のキャリア設計に繋げることを目的としています。
今回は、大建工業株式会社に勤務している毛利仁美さん(2022年度卒業)と、名古屋法務局に勤める小林茉由さん(2019年度卒業)がそれぞれの経験について話しました。
毛利さん(左)と小林さん(右)
毛利さんは、就職活動を振り返り現在の勤務先に決定した経緯について、「愛知県内で働きたいという思いはありましたが、自分が楽しいと思える職場を考えた結果、今の会社に決めました」と笑顔を見せました。
小林さんは、公務員の職種について説明し、「国家公務員の中でも地域に根差した業務を行うことができる国家公務員一般職という職種を考えるようになりました」と述べました。「専門性が高くその道のスペシャリストとなれ、さらに多岐にわたる業務や今後のキャリアが広がる点が魅力的です」と話しました。
在学生からは、「就職活動中の譲れない軸は何か」「就職する前と後のギャップはあるか」など多くの質問が上がり、二人は笑顔で回答していました。
最後に、毛利さんは「熱中できることを見つけてほしいです。それは自分の強みや成長に繋がる経験になると思います」と力強く語り、小林さんは「総合政策学部では履修モデルが提示されています。自分のなりたい将来を考えて学びを深めてほしいです」と伝えました。