就職活動の早期化に対応 低学年向けキャリアイベント

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 キャリア支援課は6月22日、1・2年生を対象とした就職活動支援イベント「Chukyo Career School(春)」を名古屋キャンパスで開催しました。この催しは、就職活動が年々早期化する傾向を受けて低学年次から就職活動に向けた準備を始められるように開かれました。低学年生の就活意識は年々高まっており、参加申込は低学年向けイベント過去最多の133人に上りました。

 イベントの冒頭、株式会社マイナビの小畑ちひろ氏を講師に招き「就職活動のスケジュールと基本」「インターンシップ」について特別講演が行われました。小畑氏は「1・2年生のうちに将来のビジョンを明確にしておくことが大切です。ビジョンを明確にしたら、具体的なアクションに移していく必要があります」と伝えました。

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 株式会社マイナビの小畑氏による特別講演

 その後、イベントは優良企業に就職した卒業生から個別にアドバイスをもらう相談会コーナーへと移り、入社1~3年目の卒業生22人が相談ブースを構えました。当日は3年生を対象とした「卒業生による就活アドバイス会」も同時開催されたため3年生も加わり、それぞれが抱える就職活動の悩みを相談しました。1・2年生からは「今の時期からしておいた方が良いことは何か」「業界や企業の決め手は何か」など多くの質問が挙がりました。卒業生は質問に対して自身の経験を交えながら「今は多くの会社を知る時期だと思います。興味のない業界の話も聞いてみると良いと思います」「自分が会社に求めていることは何かを考え、働きやすさとそこで働く人の姿を見て決めました」と回答していました。また、すでに就活準備真っ只中の3年生からは、選考方法やグループディスカッション、インターンシップについてなど、より具体的な質問が挙がりました。

 長時間にわたるイベントを終えた参加者からは、晴れ晴れとした表情が見られました。

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 協力いただいた卒業生

在学生の感想

・いろいろなアドバイスをたくさん聞くことができました。人によって言っていることは様々ですが、自分なりに吸収できることを始めたいです。

・今からゆっくりSPI対策を始めようと思いました。

・自己分析が大切だと学びました。教えていただいた「自分史」を作成しようと思います。

・好きを仕事にするのか、仕事にやりがいを求めるのか、それぞれの考えを聞くことができました。私はまだ自分の考えが定まっていないので、これからよく考えていこうと思いました。

卒業生から在学生へメッセージ

 就職活動を重くとらえすぎると、精神的にしんどくなってきてしまいます。楽しみを見つけながら乗り越えてほしいです。

参加した卒業生の所属(順不同)

・株式会社静岡銀行

・株式会社キーエンス

・TOTO株式会社

・東海旅客鉄道株式会社

・トヨタ自動車株式会社

・株式会社JTB

・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

・株式会社ディー・エヌ・エー

・東京海上日動火災保険株式会社

・興和株式会社

・清水建設株式会社

・サッポロビール株式会社

・大同特殊鋼株式会社

・株式会社マキタ

・株式会社近鉄エクスプレス

・花王グループカスタマーマーケティング株式会社

・株式会社リクルート

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 在学生に対して丁寧に説明する卒業生

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