金田蒼平さん 全国スペイン語弁論大会で優勝

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 金田蒼平さん(国際学部4年)は12月17日、第52回全国スペイン語弁論大会に出場し、見事優勝を果たしました。同大会は、各5分間、自分でテーマを決めて自由に論じるもので、天理大学、東海大学、早稲田大学、琉球大学、京都外国語大学、神田外語大学、中京大学から11人が出場しました。

 金田さんは「¿Por qué los japoneses somos tan esbeltos?(なぜ日本人はそんなにスリムなのか?)」を発表。本番を想定して100回以上繰り返し練習して臨みました。参加者の7割はスペイン語を第一言語で学ぶ人で、ハイレベルな発表が繰り広げられました。その中で金田さんは「言語力はほかの参加者のレベルが高く、とても勉強になりました。ただ、私は言語力だけではなく"伝わるための話し方"を意識してスピーチしました」と話し、目線や表情、ジェスチャーにも気をつかい、抑揚ある語りで観客を引き込みました。

 金田さんは、言語を学ぶことについて「外国語を学ぶことは、自分自身の話し方を見つめ直す機会にもなります。相手と円滑なコミュニケーションをとるための語学力向上と、相手に伝わるための話し方を身につけることができます」と話しました。金田さんは現在、スペイン語を深めるとともに、新たにポルトガル語と中国語の学びを進めています。

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メッセージ

 私はもともとこの大会に出場する予定ではありませんでした。別の試験を受けて「不合格」という結果がとても悔しく、大会に出場することになりました。優勝という結果を手にするとは想像していませんでしたが、努力が形に残り嬉しいです。何かに挑戦することは、勇気のいることです。ですが、結果を恐れずに、何事にも挑戦することが大切です。私はこれからも挑戦を続けていきます。

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