新春賀詞交歓会を開催 校友生が親睦を深める

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 中京大学校友会主催の新春賀詞交歓会が1月6日、名古屋観光ホテルで開催され、334人の校友生が参加しました。校友生のつながりを深め、異業種交流を目的としています。今回、杉本昌隆八段と室田伊緒女流二段によるトークショーから始まり、新春を祝した賀詞交歓会まで、約3時間にわたるプログラムで構成されました。

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受付の様子

 杉本八段と室田女流二段によるトークショーでは、プロ将棋士までの険しい道のりや杉本八段の弟子である藤井聡太八冠の少年時代、AIとの付き合い方などについて、1時間にわたってトークが繰り広げられました。AIとの付き合い方では、杉本八段は「AIを使うことで、個性が引き出されるようになったと思います。"あり得ない手"があり得るようになりました」と話すと、室田女流二段は「AIは大切な研究パートナーです。勉強しやすくなりました」と話しました。また、今回のトークショーを記念し、杉本八段と藤井八冠の日本将棋連盟師弟扇子5本、杉本八段サイン入り著書「師匠はつらいよ」10冊が参加者の中から抽選で15人にプレゼントされました。

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トークショーの様子と、杉本八段のサイン入り著書を受け取る参加者

 その後の賀詞交歓会では、冒頭に、1月1日に発生した令和6年能登半島地震及び、2日に発生した航空機事故を受けて、黙祷を捧げました。その後、相羽由光校友会長は、地震の被災者へお見舞いの言葉を述べたうえで「全国14万人の校友会員の支えによって、2024年に中京大学は開学70周年を迎えることができました」と挨拶しました。来賓の梅村清英総長・理事長、中京大学長は「4年ぶりに新春賀詞交歓会が盛大に開催されたことを、心からお慶び申し上げます。母校に対してより誇りを持っていただけるように、全身全霊で学園のために時間を捧げたいと思います」と決意を新たにしました。

 その後、鏡開きが執り行われました。髙木梨佐さん(2012年度国際教養学部卒)のご実家の酒蔵である奥飛騨酒造株式会社にご準備いただきました。

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(左から、相羽校友会長、梅村総長・理事長、中京大学長)

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鏡開きの様子

 乾杯の発声は松村亜矢子校友会副会長が務め、「2024年は、中京大学開学70周年を迎える年であり、パリオリンピック・パラリンピックが開催される年でもあります。中京大学はこれまで100名を超えるオリンピアン・パラリンピアンを輩出しています。今年も活躍が期待されます、応援をよろしくお願いいたします」と述べました。

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乾杯の音頭をとる松村校友会副会長(写真中央)

 その後、賀詞交歓会が始まると、参加者は名刺を交換し、互いの事業について語り合いました。様々な業界から参加した校友生は、異業種とのコネクションを築き、新たなビジネスの可能性を追求し、交流の場が広がりました。また、杉本八段と室田女流二段も引き続き出席され、記念写真を撮る列が見られました。

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 賀詞交歓会を終えると、学歌斉唱が行われ、記念グッズを受け取り笑顔で帰路に向かう参加者の姿が見られました。

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参加者のコメント

・毎年参加させていただいています。参加する度に、新たなつながりを作ることができ、非常に良い機会をいただいています。

・父親が将棋のファンです。私自身は将棋に詳しくはありませんが、先生方のお話はとても興味深い内容でした。帰ったら、杉本先生のお話とサイン本を父にプレゼントします。

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