サッカー日本代表フィジカルコーチによる学術講演会

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 体育学研究所は2月22日、サッカー日本代表フィジカルコーチの松本良一さん(1999年度体育学研究科修了)を講師に迎えて「サッカーコーチのキャリアとカタールW杯について」をテーマにした学術講演会を豊田キャンパスで開催しました。当日は換気を十分に行い、登壇者と聴講者との距離を確保し、聴講者同士の席は間隔を空けて着席するなど、感染症対策を徹底して行われました。
 松本さんは体育学研究科を修了後、J1リーグやアマチュアクラブなどを経て、東京2020オリンピックサッカー日本代表やサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のフィジカルコーチを務めています。

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公演する松本さんの様子
(講演時のみマスクを外しています)

 同講演で松本さんは、日本代表のフィジカルコーチとして「海外のコーチから情報収集をしてチームに提案することを意識して行いました。しかし、情報収集やデータを分析するだけではなく、選手とのコミュニケーションを取り、選手の状態を自分の目で見て把握し、試合に向けた過ごし方を提案することが重要です」と自身の経験を語りました。
 講演を聞いた学生からは、コーチングで意識していることや、日本や世界で活躍するために今できること、キャリア形成という点で大学院を修了した意義など質問が多く上がりました。松本さんは丁寧に回答し、最後に「中京大学で夢を叶えてほしい」とエールを送りました。

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質問する学生

 会場には、体育会の部活に所属する学生らを中心に約200人が集まりました。松本さんの話に耳を傾けてメモを取るなど、学生らの関心の高さが伺えました。

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