第19回先端研究交流会を開催しました
池田裕亮さん(工学研究科・目加田研究室)
中京大学先端共同研究機構は1月26日、名古屋キャンパスで第19回先端研究交流会を開催しました。本交流会は、各研究所が日頃取り組んでいる研究内容について意見交換を行うことで新たな分野が生まれ、また、新しい視点から研究を深めることを目的とし、2012年度から開催しています。今回は、対面とオンラインで開催し、学生と教員合わせて約40人が参加しました。
橋本学工学部教授・副学長(研究担当)
会の冒頭、橋本学副学長の挨拶では「大学のブランドとなる戦略的事業や、各研究所の研究報告に加え、若手研究者の育成を目的として大学院生による報告が行われます。意見交換によってさらに研究を深めてほしいです」と述べました。その後、戦略的事業・大学院生・各研究所がそれぞれの研究について報告しました。
社会科学研究所による報告
一歩踏み込んだ質問をする参加者
本交流会に参加した学部生は「自分の就職先がAIと関連する企業で、今後AIとの共生について興味があり参加しました。先生や院生の報告にとても刺激を受けました」と話しました。
報告者とテーマ
〈戦略的事業〉
橋本学工学部教授・副学長(研究担当)
人間とAIロボットの共生社会をめざして~研究の経緯と最新成果~
〈大学院生報告〉
三好遼さん(工学研究科・橋本研究室)
心理学的知見に基づく画像センシングによる解釈可能な感情認識・理解手法に関する研究
西川太智さん(スポーツ科学研究科・大家研究室)
神経生理学的手法を用いた加齢による筋力低下の予防に関する研究
池田裕亮さん(工学研究科・目加田研究室)
肝臓がん分子標的治療法の効果予測のための検査データを利用した機械学習手法の開発
〈社会科学研究所〉
酒井恵美子教養教育研究院教授・東山京子社会科学研究所研究員・長瀬大樹法学研究科研究科研究員
「社研アーカイブ」の構想
〈体育研究所〉
鈴木雄貴スポーツ科学部講師
身体的特徴点の空間座標収集における手動デジタイズ手法とAI手法の比較
―バスケットボールのシュート動作におけるビジュアルフィードバックシステムの構築を目指して―