文学部歴史文化学科 研究成果発表会を開催

 文学部歴史文化学科2年生が受講する「踏査基礎演習」合同研究発表会の表彰式が1月13日、名古屋キャンパスで開催されました。

 踏査基礎演習(通年・必修科目)は、特定の地域を対象に学生自身が踏査し、当該地域の歴史文化に関する情報を集め考察することを目的としています。研究成果を12月9日~23日の3週にわたって行われた合同発表会で報告し、学生の投票によって順位が決められ、今回の表彰式に至りました。

 今年度は、播磨良紀ゼミ、小川和也ゼミ、白根孝胤ゼミ、中元崇智ゼミ、小早川道子ゼミ、小池勝也ゼミ、澤田哲ゼミから19チームが出場しました。

 1位に選ばれた3チームは、梅村清英学長から学長賞が贈られました。また、各チームの報告に対して、的確なコメントをした学生2人が「ベストコメント賞」として表彰されました。

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第1週目1位 おちょぼ班

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第2週目1位 金シャチ班

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第3週目1位 しょうしつ班

 梅村学長は、コロナ禍における大学教育の在り方について述べ「コロナ禍で制約がある状況で、それぞれ工夫して学んでいる様子が伝わりました。今後の授業について、コロナに配慮しつつ学生生活を謳歌できるように提供したいと思います」と話しました。

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学生を激励する梅村学長

 白根学科長は、同授業の目的に触れ「企画・調査・分析・発表という力は、今後も必要となる力です。卒業研究の制作に、今回学んだことを活かしてください」と述べました。

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笑顔を見せる受賞者たち

受賞者とコメント

 澤田ゼミ おちょぼ班 「劇的ビフォアアフター〜千代保稲荷神社編〜」

 久田彩月さん、平野滉大さん、前諒哉さん、前田識人さん

 フィールドワークに行くまでの調査が難航しましたが、研究の成果が認められて嬉しいです。

 白根ゼミ 金シャチ班 「名古屋城の金鯱~尾張名古屋はシャチでもつ~」

 鬮目駿斗さん、小林祐貴さん、近藤憲吾さん、佐藤大耀さん

 4人全員の力を合わせて1位を取ることができました。仲間に感謝しています。

 小早川ゼミ しょうしつ班 「消えた海蔵門」

 大脇彩若さん、岡田梨花さん、加納慶佳さん

 調査して研究成果をまとめることが大変でしたが、1位を取ることができ努力が報われました。

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