附属高校で昭和20年6月熱田空襲 学徒動員犠牲者を慰霊

 中京大学附属中京高校の生徒会役員11人は、熱田空襲から77年となる6月9日、名古屋市熱田区白鳥橋の「千年プロムナード」にある慰霊碑を訪れ、平和への思いを新たにしました。

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 今回の慰霊は、本学100年の歴史を調べていた生徒が、2000人を超える熱田空襲犠牲者の中に学徒動員で従事していた本学の先輩(中京商業学校)98人が含まれていたことや、毎年現地では慰霊祭が行われていることを知り、生徒会として慰霊を行うことを提案して実現しました。

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 慰霊祭当日は、始業前に生徒会長の和泉星来さん(2年)が全校放送で平和へメッセージを送り、全校生徒で黙とうしました。その後、慰霊碑を訪れ献花しました。
 参加した生徒は、「今回、熱田空襲跡の慰霊碑などを見学することで、戦争の悲惨さを認識し、全校生徒で平和な社会を永遠に築いていく気持ちを高めたい」と語りました。

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