附属高校で資産運用ゲームアプリを教材とした「お金の授業」を実施

 中京大学附属中京高校は1月27日、資産運用デザインゲームのWebアプリを活用したお金を学ぶ特別授業をオンラインで行いました。このアプリは、お金や保険など様々な情報やサービスを提供する株式会社エイチームフィナジー、IFA(金融商品仲介業)事業を行うきわみアセットマネジメント株式会社、鈴木崇児教授(中京大学経済学部)の三者によって開発されました。

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 今回の特別授業は、2022年度に始まる高校の新学習要領において、家庭科の授業でライフプランニングの観点から資産形成の視点に触れるよう規定されたことから実施する運びとなりました。出席した国際コース2年の生徒(32人)はそれぞれのグループに分かれ、オンラインで議論しながらゲームを進めました。アプリ内で発生する様々なライフイベントに一喜一憂し、楽しみながら資産運用を学びました。

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附属校生にオンライン授業を行う、きわみアセットマネジメント株式会社の石原玄紀さん(2002年度経済学部卒業)


【参加した生徒の感想】
 私たちのチームの職業は「医者」でした。最終的には8,000万円ほどの資産をつくることができました。これまで「株式」という言葉は、なんとなく聞いたことがある程度で、具体的な仕組みは知りませんでした。今回の授業を通して、自分で稼いだお金をただ貯めるだけではなく、そのお金を株式や債券などで投資すること、それを続けていくことが、今後の資産形成に大きく影響すると感じました。

【家庭科教諭のコメント】
 昨年の新学期4月に、生徒の皆さんに今後のライフステージにおける「生き方」「暮らし方」を考えてもらいました。今回の授業は、人生において必要な「お金」を考えるきっかけになったと思います。「人生ゲームみたい」「投資配分をどうしよう」といった声が聞こえてきましたが、皆さんが楽しみながら学んでもらえて良かったです。改めて、授業を通して「お金」を勉強するきっかけにしてほしいです。

 なお、当日の様子は、1月27日(木)22:00~放送のテレビ東京系WBS(ワールドビジネスサテライト)で紹介されました。

【関連リンク】
ナビナビ資産運用デザインゲーム
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