中京大学と愛知総合工科高校が高大連携協定を締結

 中京大学と愛知県立愛知総合工科高校は12月14日、高大連携協定を締結しました。中京大学名古屋キャンパスで行われた締結式には、中京大学の梅村清英学長、愛知総合工科高校の山口直人校長をはじめ両校関係者が出席。締結とともに発表された連携予定内容は、「高校生と大学生の諸活動における交流」「高校と大学における教育施設の相互利用」「教育についての情報交換および交流」です。

HPIMG_0642.jpg


 愛知県立愛知総合工科高校は、愛知県における「ものづくり人材」育成中核拠点を目指し、最新の研究施設・設備等も整備された、理工科、機械加工科・機械制御科、電気科・電子情報科、建設科、デザイン工学科を擁する高校です。近年に設立された理工科は、大学進学を想定とした学びを提供しており、大学進学への動機付けや、生徒が高度な学びに触れる機会を求めてきました。一方で中京大学は、工学部をはじめ、10学部を擁する中部地区有数の文理総合大学として、教育・研究活動を推進。愛知総合工科高校の教育姿勢に感銘を受け、このたび公立の高校とは初めての高大連携協定締結となりました。

 この協定について、山口校長は「2年生から課題解決の授業を実施しており、高度な学びへの興味関心の強い生徒が揃っています。工学部の学生と交流することで、その興味関心を広げていきたい」と期待感を示しました。梅村学長は「お互いの個性、特徴を活かした連携ができればと思います。生徒・学生の相互交流や施設の相互利用に加え、合同研究プロジェクトのようなものも実施したい」と、連携協定の将来像にも言及。双方の期待感があふれる締結式になりました。

HPIMG_0577.jpg HPIMG_0586.jpg
  • 記事を共有