国際英語学部の学生3人が在名古屋米国領事館首席領事とオンライン講義

 森山真吾准教授が指導する国際英語学部の海外業界研究が5月13日にオンライン授業で行われ、在名古屋米国領事館のゲーリー・シェイファー首席領事が講演した。

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてオンラインでの開催となった講義には、授業の一環で2月にアメリカ・シリコンバレーの企業やスタンフォード大学を訪れた国際英語学部4年の新宅璃子さん、3年の里見治樹さん、吉田一輝さんが参加した。

 

HP画面.jpg
オンライン講義の様子

 講演テーマは「Winding Road: The Career Path of an International Journalist Turned American Diplomat」。領事館の説明から、シェイファー領事の留学経験、またジャーナリストとしての経験を経て、転職して外交官として働くようになった経緯などを話し、国際的な進路を含めて就職について考えている学生に視野を広く持つことの大切さなどを伝えた。進路を決めるにあたって恐れないこと、経験に自信を持つことなどアドバイスを送り、学生たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていた。

 講演後には質疑応答の時間も設けられ、日本とアメリカとの就職活動の違いや、名古屋にある他の外国公館との関りについて話す場面もあった。

 森山准教授は「学生たちは、自宅に居ながらシェイファー領事とつながり日米理解をさらに深めることで夢と希望、やる気に溢れる心持ちになりました。また、本学のオンライン授業では特別講師との対話の中でも学びが発生していることを導入初期段階で例示できたと思います」と話した。

HPIMG_1774.jpg HPIMG_3264.jpg

自宅で参加した新宅さん(左)と吉田さん(右)

  • 記事を共有