中京大中京スケート部女子 フィギュアスケートでインターハイ優勝、2連覇を報告

 中京大学附属中京高校のスケート部は、1月25-27日に北海道帯広市で行われた第68回全国高等学校フィギュアスケート競技選手権大会(インターハイ)の女子学校別総合で優勝し、2連覇を飾った。女子総合の優勝は9回目となった。

 出場した3年の荒木菜那選手、2年の浦松千聖選手、吉田莉菜選手は、伊藤正男校長と丹羽悠部長・監督と2月3日、中京大学名古屋キャンパスを訪問し、梅村清英総長・理事長と安村仁志学長に結果を報告した。

 予選のショートプログラム(SP)では浦松選手が3位、荒木選手は5位、吉田選手は17位で決勝のフリーに進出。愛知みずほ大瑞穂高校も3選手が決勝に進出し、順位点では同点だったが、決勝で吉田選手が総合11位と健闘し、浦松選手が総合5位、荒木選手が総合4位に入賞して見事総合優勝に輝いた。

 選手登録の時点では2年の山下真瑚選手が出場予定だったが、けがのため直前に吉田選手に交代した。梅村総長・理事長は「直前の交代で心の準備も大変だったと思います。インターハイはよく頑張ってくれました」と称えた。

 荒木選手は、1月末に青森県で行われた国民体育大会冬季大会スケート競技会にフィギュア少年の女子の愛知県代表として出場。SPが2位、フリーは1位で優勝した。「けがもありましたが、インターハイ、国体ともに今できるベストの演技ができて良かった」と振り返った。また、浦松選手は「来シーズンにつながる演技ができたと思うので、これからまた頑張りたい」と述べ、吉田選手は「ショート、フリーともにまとめられて、優勝に貢献することができて良かった」と喜びを語った。

 梅村総長・理事長は「スポーツをやっているとけがは付き物です。けがをして初めて振り返ることがたくさんあると思います。前向きに結び付けて、けがしないよう配慮もしながら来シーズンも頑張ってください」と激励した。

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(左から)伊藤校長、安村学長、吉田選手、荒木選手、浦松選手、丹羽監督、梅村総長・理事長
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