附属中京高校 eスポーツ選手権2019(国体)に出場

 全国都道府県対抗eスポーツ選手権が10月5、6日、茨城県のつくば国際会議場で開催された。競技は「ウイニングイレブン2020」(少年の部、オープンの部)、「GRAN TURISMO」(少年の部、一般の部)、「ぷよぷよ」(小学生の部、一般の部)の3競技が同時に行われ、各地域の予選で勝ち抜いたチームが出場した。

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 中京大中京eスポーツ部はウイニングイレブン2020の少年の部で出場、結果は3戦1分2敗で予選リーグ敗退となった。eスポーツ部は今年3月に創部したばかりで、部員はサッカー部と兼部で活動している。小川青空監督は「サッカー部からの出場が多く、そこまで大きく力の差は無いかなと感じました。だからこそ、サッカー部ではありますが、もっと時間を見つけて練習を積めば良い結果を出せるのではと思いました。今大会に参加した選手は3年生が2名、2年生が1名、1年生が1名と次年度に向けていい経験もできたので、伝統を受け継ぎ、常に上を目指していきたいです」と話した。

 以下、出場選手のコメント

【瀧口 凌武(3年)】
 大会では相手との差はあまりなく自分たちのチームが攻めていた時間も多々あった中、なかなか決めきれず少しの隙をつかれて失点してしまい負けてしまったのでとても悔しかったです。
 食事会では沖縄県代表のeスポーツ部の方々は学校に部活を認められておらず苦労していると聞き応援したいと思いました。また他の県の人とも交流を深めることができ、自分の知らなかった事を知ることができました。
 今回この大会を通じて様々な新しい体験をすることができ、自分は少し成長できたと感じています。この国体を開催してくださった関係者の方々やサポートしていただいた中京高校のみなさま、また戦ってくれた他の県の代表者の方々、そしてチームメイトにはとても感謝しています。この体験をこれからの人生に繋げていき、生かせるように頑張りたいと思います。

【中村 太宥(3年)】
 今回の茨城国体で強く感じたことは、1点の重みです。1分2敗という結果に終わったのですがスコアは1-2、0-2、1-1。3試合全てで、あの時決めていればという場面が多くありました。相手との実力差はあまりないと感じたのですが、大事な場面で確実に点を取るという面で相手の方が勝っていたと思いました。eスポーツで全国大会に出場できると思っていなかったので、すごく良い経験ができました。

【林 泰蔵(2年)】
 今回の大会では、多くの試合で序盤に失点してしまったり、なかなか自分たちの思い通りにプレーができず、自分たちの経験や練習量の少なさを痛感しました。
 僕は、あと1年eスポーツ部で活動できるので、今回の経験を活かして頑張りたいと思います。また、会場に取材に来ていたメディアの数などから、改めてeスポーツの注目度が高いことを認識しました。その中で自分たちがいち早くeスポーツを部活として行なっていることを誇りに思います。このような環境を作ってくださる学校や先生方にはとても感謝しています。これからもeスポーツ部でより良い活動ができるように頑張ります。

【戸上 武琉(1年)】
 今回の大会であまり良い結果が出せなかった理由は練習が少なかったことにあると思います。試合は3on3で一人だけが上手くても、連携が取れていなければ点が入りません。しかし、今回は三人で練習する機会が少なかったため本番で上手く連携が取れず点が入らなかったのだと思います。僕は今大会でeスポーツというのは、ただのゲームではなくて、連携や個々のスキルその場の雰囲気や流れで勝敗が決まるという本当のスポーツに近いものを感じました。これからはしっかりと対策を練り、何がいけなかったのか、どうすれば改善できるのかを考えてチームワークを大切に頑張りたいと思います。
 また、僕たちを応援してくださった皆様に感謝したいと思います。来年はより良い結果を残したいと思いますのでぜひ応援よろしくお願いします。

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