名古屋・豊田両キャンパスで開催 教育懇談会

 在学生の保護者向け説明会「教育懇談会」が6月1日(土)、2日(日)、名古屋と豊田両キャンパスで開催され、両キャンパスあわせて2日間で1109人が参加した。同会は教育後援会が主催するもので、学生生活、就職、留学などの保護者の様々な関心ごとについて相談し、学生たちに有意義な学生生活を送ってほしいという目的で開かれている。以前は「父母会」の名称で開催されていた40年以上続く、歴史ある懇談会。

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 全体会では杉野邦廣教育後援会長が「この懇談会では、生活や授業など、様々な情報をご提供できると思います。お子様と意見交換、情報を共有していただくことが将来の選択をする上で一番大切です。本日は有意義な時間をお過ごしください」と挨拶した。

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 また安村仁志学長は「大学の主人公は何といっても学生です。学生が存分に勉強できるよう様々な面で支援し、大学全体でしっかりと方針をたて、卒業するまでの4年間、全学全体でサポートしていくことを目標にしております。4年生には社会へ出ていく直前に、備えができるような新しいタイプのゼミも予定しております」と新たな試みについても述べた。

 全体説明では、学生支援課・キャリア支援課などの職員から、生活や学業や留学、また近年の就職状況、公務員対策などについての報告が行われた。

 全体会の後、各学部ごとに分かれて説明会・懇親会が開催された。文学部では新元号の「令和」に関する「万葉集」のミニ講義も行われるなど、学部ごとの特色あふれる内容となった。

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法学部の懇親会(アレーナ211にて) 個別懇談会・公務員対策コーナー

 個別懇談会では、就職・公務員対策・留学についてのコーナーが設置され、公務員対策コーナーでは満員になり、関心の高さがうかがえた。

 参加した保護者の方からは、「長野から来ました。1年生の娘が暮らす街の様子を見たかったのと、お世話になっている先生のお顔を拝見したくて参加しました」「就職状況が毎年変わるので不安に思っていたのですが、職員の方がわかりやすく熱心に説明してくださったので胸のつかえが少しとれました」などの声がきかれた。

 教育懇談会は毎年行われており、今年は全国28会場で7月中旬まで行われる。

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