【東海展にて展示中】「改組 新 第5回日展」中京大中京梶山教諭が書部門で特選賞を受賞
「改組 新 第5回日展」の特選賞が10月22日に発表され、中京大学附属中京高校の梶山重三教諭(号盛涛)の「王阮亭誌」が受賞作品の一つに選ばれた。東海展は1月30日(水)から2月17日(日)まで愛知県芸術文化センター8階美術館ギャラリーで開催される。
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梶山教諭は受賞について「特選受賞は学園の関係者としては6人目となります。錚々たる皆様に並ぶことができ、感慨深いです。通知が届いた当時は予想外のことで驚きました。特選は2回受賞して本物と考えています。2回目の受賞めざして精進します。東海展でも展示されていますので、ぜひご覧ください」と話した。
「王阮亭誌」が受賞したのは、書の規範である文字中心の厳正さや、余白美のある構成力があり、加えて落ち着いた雰囲気や格式高い風格を備えた作品とされたのが理由。
日展は、明治四十年の文部省美術展覧会(文展)から数えて今年111年を迎える展覧会。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたり、全国で11000人を超える応募者の中から入選した約2200点と、会員や準会員として認められている作家の作品、前年に特選を受賞した無鑑査作品と合わせて約3000点の作品が展示される。
書部門には今年8543点の応募があった。うち特選入賞は10点。
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授賞式は日本芸術院会館(東京・上野)で挙行され、 典礼者は日展 奥田小由女 理事長 |
ザ・プリンスパークタワー東京にて行われた入賞祝賀懇親会 |
学園関係者の過去の特選受賞者は以下の通り。(敬称略)
樽本 英信(号樹邨)
鬼頭 正昭(号翔雲)
関根 豊(号玉振)
梶山 実夫(号夏舟)
山際 清治(号雲峰)