スポーツミュージアム「第3回プレ・オープン展示」 小塚崇彦さん、つり史研究家金森直治さんに感謝状贈呈

 10月30日、中京大学スポーツミュージアムの第3回プレ・オープン展示「スポーツがつなぐ世界Ⅱ 1964年の記憶」開催にあたって、オリンピックに係る資料やメダル等を寄贈していただいた、小塚崇彦さん(体育学研究科修士課程2015年度修了、トヨタ自動車所属)、つり史研究家の金森直治(かなもり なおじ)さんに豊田キャンパス9号館2階大会議室にて感謝状が贈呈された。

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        (左から)金森さん、安村学長、小塚さん

 贈呈式で安村仁志学長は「貴重なものを提供いただきありがとうございます。本学には、これまで立派な記録を残された選手がたくさんいます。歴史が増えてさらに展示会が大きくなればと思います。また展示会を作っていく過程で、教職員と学生が力を合わせて取り組んだことは素晴らしいことです。これから大学祭(11月3日~5日)がありますので、より多くの方々に見ていただけると嬉しいです」と挨拶した。

【小塚さん寄贈】

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左)2005年度JOCスポーツ賞・新人賞 メダル

右)2011年世界選手権2位 銀メダル

【金森さん寄贈】

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 アマチュア用料理本『素人包丁』(1803年)      大相撲古今身長体重番付

 本学では2019年夏ごろに、「中京大学スポーツミュージアム」のオープンを目指しており、オープンに伴いこれまでプレ・オープン展示を過去2回実施している。

 第3回となる展示では、1964年東京大会の記憶を多角的に蘇らせることにより、過去と現在、そして未来をつなぐことを企画している。

 プレ・オープン展示は10月23日から11月5日まで(28、29日は除く)、豊田キャンパス9号館2階大会議室で開催している。

 ※第3回プレ・オープン展示詳細

  https://www.chukyo-u.ac.jp/event/2017/10/012119.html

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           VR体験① 
体験者:金森さん、左から岩田さん、來田享子教授、小塚さん)
        VR体験② 安村学長

 会場には瀧ゼミナールの学生によるVR(バーチャル・リアリティ)の体験ができるブースを設置。このブースでは1964年当時の「東京五輪おどり」をしている人の中に自分もいるような体験や広い空間にスポーツに関する映像が並んでおり、まるで美術館にいるような体験ができる。受付を行っていた岩田真実さん(工学部4年)は「23日から今日まで約70人の方に体験に来ていただきました。VRといえばゲームというイメージですが、ゲーム以外の分野で人の役に立つものを作りたいと思っています」と話した。岩田さんは来年4月から工学研究科に進み研究などを行う。

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