附属中京高校 2年ぶり28回目の甲子園出場決める 学園首脳へ報告

 中京大学附属中京高校の公式野球部の伊藤康祐キャプテン(3年)、鵜飼航丞副主将(3年)が8月2日、名古屋キャンパスを訪れ甲子園出場を学園首脳に報告した。

 全国高校野球選手権大会の愛知県大会決勝は7月29日、パロマ瑞穂野球場で行われた。附属中京高校が栄徳高校を9対1で下し、2年ぶり28回目の夏の甲子園出場を決めた。

 梅村清英総長・理事長は「予選も堂々たる戦いぶりで、準決勝、決勝で素晴らしい打線、守りでした。2年間の悔しさがあった分、良いチームに仕上がったのだと思います」と称えた。安村仁志学長が29日の決勝戦について聞くと、伊藤キャプテンは「苦しい場面もありましたが、3年生が良く動き、チームとしては愛知県大会で一番良い試合ができました」と答えた。

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抱負を語る伊藤キャプテン(左)と鵜飼副主将

 また、甲子園に向けての抱負を問われると、伊藤キャプテンは「『全員で野球をする』。バッティングでは一人ひとり次に繋ぐイメージ、守備では1つのアウトを全員で取りに行くことを心がけたいです」と話し、鵜飼副主将は「チームの良いところはカバーし合えるところ。ミスがあってもカバーできることが一番の強みです。それを甲子園で発揮したい」と答えた。

 高橋源一郎監督は、「特に3年生が頼もしく、大会を通して成長を見ることができた。甲子園でも3年生を信じて挑みたい」と期待を語った。

 最後に梅村総長・理事長は「この夏の楽しみが増えて嬉しい限りです。万全なコンディションで頑張ってください」と激励した。

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優勝旗を持って記念写真

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