世界陸上女子マラソン代表の清田真央選手を激励 壮行会に約100人 同級生の神野大地選手も駆けつける

 8月の陸上世界選手権(ロンドン)女子マラソンに日本代表として出場する清田真央選手(スズキ浜松AC、中京大中京卒)の壮行会が28日、名古屋市内のホテルで行われた。中京大中京陸上競技部OB・OG会(小栗大輔会長)の主催。同級生の神野大地選手(コニカミノルタ)をはじめ、清田選手の先輩や後輩ら約100人が激励した。

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歓談している清田選手(左)

 清田選手は今年3月の名古屋ウィメンズマラソンで3位となり、世界陸上代表に初めて選ばれた。愛知陸上競技協会の稲垣隆司会長に続き、梅村学園の梅村清英総長・理事長が来賓挨拶した。梅村総長・理事長は「清田選手は学園のスポーツ四大綱(ルールを守る、ベストを尽くす、チームワークをつくる、相手に敬意を持つ)を体得してきました。ロンドンでは練習の成果を発揮して、"爆走"して下さい」と激励した。

 清田選手は「しっかり世界に挑戦していけるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします」と挨拶した。

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(左から)大竹有二・中京大中京校長、清田選手、神野選手、梅村総長・理事長

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激励する神野選手(右)と陸上部卒業生ら

 また、陸上競技部出身の約50人が卒業年度別に壇上に上がって励ました。青山学院大時代に箱根駅伝で「山の神」と呼ばれ、社会人になってからマラソンに転向した神野大地選手は、「(中京大中京時代の)3年間は互いに刺激し合いながら、上を目指してやってきました。清田選手はすごく練習を続けるから怪我をしない」と話し、2020年東京オリンピックには「清田選手と一緒に行きたい」と2人でマラソンに出場することを誓っていた。

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