梅村学園100周年記念事業委員会が初会合 記念事業の企画・実行スタート

 梅村学園100周年記念事業委員会の第1回委員会が5月2日、中京大学名古屋キャンパスで開催された。記念事業委員会は、2023年に迎える学園100周年に向けて、記念事業の立案・実行を目的にしている。委員長には、梅村清英総長・理事長の指名を受け、北本暢専務理事が正式に就任した。

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34人の委員が出席した梅村学園100周年記念事業委員会の第1回委員会


総長理事長.jpgのサムネール画像 委員会の冒頭、梅村総長・理事長=写真左=は「すでに準備会議で複数回検討され、本日の第1回の本委員会を迎えました。2023年の100周年に向けて歩みだします。どういう記念事業がふさわしいか、委員の皆さんの知恵を拝借しながら検討していきたいと思います」と挨拶した。
北本委員長.jpgのサムネール画像 委員長に就任した北本専務理事=写真右=は「2014年の中京大学開学60周年、そして2023年に梅村学園100周年を迎えます。これまでの歴史は諸先輩方が時代の変化に応じて改革と改善を継続してご努力されてきた結果です。我々は100年後の後輩のために引き継いでいく責任があると感じています。改革、改善を怠ることなく、少子高齢化など教育界が直面する厳しい状況を乗り越え、記念すべき事業にかかわっていきます。委員の皆さんの大所高所からのご支援ご協力をお願いします」と語り、100周年事業に取り組む決意を述べた。

 委員会では、規定や運営について審議。梅村学園をはじめ、中京大学、中京大学附属中京高校、三重高校、三重中学、梅村幼稚園の学園5教育機関の代表者、同窓会などの組織の代表者ら計40人の委員を承認し、原則年2回の委員会開催、委員会を運営するための準備会議の年4回開催を決めた。委員会の副委員長、準備会議議長には阿部英樹中京大学経済学部教授が就任した。さらに、記念事業草案策定会議を月1回開催する。事務局は中京大学学園事業推進部が担当する。

 また、学園100周年記念事業に関連して、すでに検討が進んでいる「デレゲーションウエア開発・スポーツキャラクター統一」「学園総合整備計画」「寄付事業」などの事業が報告された。
 デレゲーションウエア開発・スポーツキャラクター統一は、梅村学園と総合スポーツメーカーのミズノが今年3月14日に締結した連携協力協定に基づき、両者でデザイン開発を進めている。今回、スポーツキャラクターを鷲、イーグルと定めた。1967年に中京商業高等学校が中京高等学校となった際、高校正門に「勇気・挑戦」のシンボルとして据えられていた像が委員会にて紹介された。

  また、学園総合整備計画は、第1弾として中京大学豊田キャンパスの新体育館建設、現6号館建て替え、陸上競技場に屋根付き直線走路設置などを計画している。豊田キャンパスに続き、名古屋キャンパスの再整備、中京大学附属中京高校など学園内各教育機関の整備についても、今後検討していく。さらに寄付事業は、この学園整備の進捗に基づいて展開する計画になっている。

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     スポーツキャラクターの元となった像
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