スキーモーグルの堀島選手に愛知県スポーツ功労賞 大村知事が表彰

 スキー競技部の堀島行真選手(スポーツ科学部2年、岐阜第一)は5月31日、大村秀章・愛知県知事から、愛知県スポーツ功労賞を受けた。

大村知事から顕彰盾を受ける堀島選手(左は船渡コーチ)-a.jpg
大村知事から顕彰盾を受ける堀島選手(左は船渡コーチ)

 愛知県スポーツ顕彰規定によると、主として愛知県を活動の基盤とし、世界選手権大会で3位までに入賞した者、アジア競技大会で1位となった者などに対して、スポーツ功労賞を授与して顕彰するとしており、中京大豊田キャンパスを活動の拠点に、今年2月に札幌で開かれたアジア大会、3月にスペインで行われたフリースタイルスキーの世界選手権でともに、モーグル、デュアルモーグル両種目に優勝した堀島選手が顕彰されることになった。

 顕彰表彰式は午前9時半過ぎから愛知県公館で行われ、愛知県からは大村知事をはじめ、平松直巳教育長ら4人、中京大からは堀島選手にスキー競技部の船渡裕太コーチが付き添った。堀島選手には顕彰の対象となる大会が二つあるため、第8回アジア冬季競技大会、2017FISフリースタイル世界選手権大会それぞれの表彰盾が知事から贈られ、「二つの大会で2種目2冠という素晴らしい選手に贈ることができ、うれしく思います。(来年の平昌)オリンピックでもポールの真ん中に日の丸を揚げてください」とお祝いの言葉を受けた。

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記念写真に収まる堀島選手(前列右)

 この後、新聞、放送の記者の人たちの前で、大村知事が堀島選手に声をかけ、「伸び盛りの勢いのあるときにオリンピックがあるのはついていると思います。圧倒的な力で勝ちきって伝説を作ってほしい」と激励し、堀島選手は「全力を尽くします」と力強く答えた。

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